もっとも清冽な・・・

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白のヒヤシンスがほころび始めました。
開き始めのヒヤシンスは、その香りは微かだけれど
もっとも清冽な香気を放つように感じます。
そして、白い花はみんな白い鳥に見える・・・。
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セピア色の絵葉書、重ねた上のほうのカードは
山本裕子さんからのものでした。ファイルの奥から見つけました。
*
少し前に、「寝台鳩舎」執筆の応援と祈念にいただいた
鳩を運ぶバスケットのような形の鳥籠に納められた白い八重のパルマ菫。
こちらも、蕾の多さからゆくゆくは白鳩の群れの飛翔を予感させます。
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白花のほうがずいぶん早く開花しましたが、
もうひとつ一緒に水栽培をスタートさせた
”青い鳥”もいるのです。こちらは気配はするものの
姿を見せるまでにもう少し時間がかかるもよう。

*
WEB連載「寝台鳩舎 The Dovecote Express」は
無料公開ぶんの五話までを、今月2月22日の正午まで公開、
購読することができます。物語の続きは目下執筆中!
終幕までと、番外編を大幅に描き加えて
夏頃の単行本刊行を目指します。
まだ時間がかかりそうですので、いましばらく
潜伏?いたしますが、部屋のなかに春の気配を感じるものを
少しずつ呼び込んだりなどして、よいものが描けるるよう
心を整えつつ集中したいと思います。
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立春以降、周囲ではずいぶん流れが大きく変わったり、
節目や変化を迎えているひとが多いなぁと感じます。
そしてどの方も、一見否応なしに迫られた変化のように思えるケースでも、
ああ、そのほうがきっと良い方向に向かいそう・・・!という予感に満ちているのが
印象的。来る春が、皆様にとっても未知のすばらしい変化に満ちた
そんな季節となりますように・・・!

*
関係ないですが、最近朝昼用につくって飲む
ほうじ茶ラテが気に入っています。ワタシは調整豆乳で湧かします。
茶葉は多め、黒砂糖を少し加えるのが好みです。
立春とはいえ、まだまだ暖かい飲み物は欠かせないですね。
節分でもらってきた豆をポリポリつまみながらひと息いれております。


*いちはやいお知らせはこちら、twitterから!
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# by junekite | 2016-02-07 16:50 | 日々帖

オフィシャルブログ「鳩小屋通信」更新しました。

いちはやいお知らせはtwitterから!

オフィシャルブログ「鳩小屋通信」更新です。
ギャラリーSAGAのクリスマスフェア、
公式グッズのイラストを手掛けたBUCK-TICKツアー「THE DAY IN QUESTION」
武道館開場前周辺レポート(?)のこと、そして
2015年の御礼ご挨拶など。
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どうぞ皆様、よいお年を・・・!

鳩山郁子拝。 29.Dec 2015


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# by junekite | 2015-12-30 02:30 | 日々帖

近況や、12月の塩竈のトークショーのこと。

★いち早いおしらせはこちらから!→twitter
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ブログの更新がだいぶ久方ぶりになってしまいました。
皆様お変わりありませんでしょうか?
私のほうは、WEBマンガぽこぽこ連載の「寝台鳩舎」の最後のほうに
いよいよとりかからねば、と思いつつ届いた洋梨を例年よりも大量にワインで
煮たりしながら、たぶん年の瀬近くにはお知らせできるかもしれない某イラスト
お仕事の合間にこちらを更新しております。お仕事の中味については、また
twitterで追って告知してまいりますね!

さてさて、そのtwitterではお知らせしておりましたように
ワタシの初のトークショー「鳩小屋通信at塩竈」が、宮城県は塩竈の地で開催されます!
私は母が山形出身なので、子供の頃は当時上野駅から出る特急列車「やまばと号」に乗り
車窓から眺める雪景色の白に、ぎっしり枝が折れそうに実った筆柿の紅が
絵のように映えるようすを、「つげ義春さんの”ほんやら洞のべんさん”に出てきそうな
景色だなぁ」と、ワクワクしながら眺めたものでした。
そんなわけで東北へは行く機会がよくあったのですが、宮城入りは今回が初めてです!
日にちは12月6日(日)、会場はふれあいエスプ塩竈にて。
こちらはお申込みが必要になりますので、詳細事項はこちら
青林工藝舎さんのイベント情報ページをご覧くださいませ!
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こんな立派なポスターとチラシも作っていただきました!

今回のトークショーは東北地方以外にお住まいの方も、もちろん
ご応募いただくことができます。終了後はサイン会も予定しておりますので、
どうぞこの機会に会いにきてやってくださいませ!
こんな告知をしておきながら、トークショーなど全くの初体験で
本番では一体どうなることか、皆目見当もつきません・・・。もしかしたら、
頼もしい飛び入りの援軍のウワサも・・・?ぜひぜひ、
全貌を確かめに足を運んでやってくださいませ~。
*
さて、このたびトークショーを主催し、お声掛け下さいましたのは
塩竈出身であるマンガ雑誌月刊「ガロ」創立者にして初代編集長、
長井勝一氏の功績を讃えるために設立された
長井勝一漫画美術館」の学芸員様です。本当に、嬉しい機会をいただきありがとうございます。
トークショーなどとんでもないことと、不慣れなことはひたすら回避してきた
ワタシですが、長井勝一美術館様のお招きで当地を訪れることが
叶うとあれば、もはやお断りするなどは考えられないことです。
1987年、「ガロ」誌上で「もようのある卵」という
ちいさな作品で入選させていただき、1991年に第一作品集「月にひらく襟」初版を
刊行していただいたその同年に、長井さんは社長を退いておられるので
からくも「ガロ」時代の長井さんのお姿のほんの最後の最後のほう、
少しだけ片鱗を知る駆け出しの新人だったということになります。
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アラーキーこと荒木経惟さんの撮影した長井さんのこの写真、ほんとに好き!

白土三平さん、水木しげるさん、つげ義春さん、・・・
全てのお名前を挙げればきりがないほど、ほんとうにたくさんの綺羅星の如き漫画家の
諸先輩方の才能をガロ(長井さん)はいち早く見出し、世に送り出しています。
若い方には、何と説明したらよいかなぁ。
テレビに出ている蛭子能収さんやみうらじゅんさんはガロ誌出身だよ、と
言えばわかりやすいかな。
数年前のNHKの朝のドラマ「ゲゲゲの女房」に登場する
(架空の)雑誌「ゼタ」は「ガロ」がモデルで、
その長井さんがモデルの「ゼタ」編集長こと深沢氏役を
二枚目俳優の村上弘明さんが演じたことで(内輪で)当時かなり話題になりました!

長井さんの追悼号や、ちくま文庫から出ている『「ガロ」編集長』を
トークショーが決まってから、また少しずつ読み返しています。
私などが長井さんのことを語るなどはおこがましいことという気持ちもあり
なかなか長井さんについて、書いたり人に伝えたりすることが
できないままでいます。自分よりも若いひとがどんどん増えてゆき、
その若いひとたちに向けて、この、見た目は小柄なお爺さんだけれど豪放磊落、
波乱万丈の人生を生き抜き、戦後の上野界隈では「モーゼルの勝ちゃん」と呼ばれ
(モーゼル=拳銃ですね)、結核の手術で片方の肺を失くし生命の危機に遭いながらも
念願の月間漫画誌「ガロ」を創刊、その後およそ30年間もマンガ界を裏方で
牽引し続けてきた長井勝一氏という”巨人”のことを、その話した言葉に触れる機会が
もしあるなら、漫画家を目指すひとだけではなく、今これからを生きる多くのひとの内側に
何か熱く呼び醒ますものがあるのではないかな・・・と、そんなことを感じるこの頃です。
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・・・で、ガロの錚々たる諸先輩方のように
魂と魂をぶつけ合い、擦り合わせる傷から血が滲むような漫画家VSガロ編集長としての
長井さんとの思い出話は何一つないのですが(笑)、当時はまるで孫娘とおじいちゃんが
デートしていたみたいだった思い出トークなどふんわりと織り交ぜつつ
お話できればよいなぁと思います。
なにしろ初めてのことですので、当日はなにかとおぼつかない点が多くなることと
思いますが、サイン会の折には時間に余裕があればお気軽に、サインのリクエストなども
いろいろお応えしたいです。
お越しくださる皆様とお会いできますのを、今から心より楽しみにいたしております・・・!
*
最後にWEBマンガぽこぽこ連載中!「寝台鳩舎-The Dovecote Express.」は
18日更新!現在Vol.2を公開中。最終話除くVo.4まで無料で購読できますので
ぜひ列車にお乗り遅れのなきよう!公開後はなるべく早くがんばって
紙媒体として出版の予定です。道のり長し~。
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秋薔薇、今年は見そびれた・・・。できれば薄曇りの日に撮りたい
ブルーバユー。

どうぞ、皆様もいよいよ深まる秋をお愉しみくださいませ!
それでは、また。オールボワール!


ハトヤマイクコ拝。









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# by junekite | 2015-11-09 16:15 | 日々帖

新作漫画「寝台鳩舎」-The Dovecote Express-、WEBコミックで無料公開中!

いちはやいお知らせはtwitterから!
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【移動鳩】いどう・ばと
「移動鳩」は、古来よりよく知られる
片道通信の伝書鳩とは異なる。
近代の戦争の前線における使役のために
「自分たちのねぐら(鳩舎)は常に移動するのだ)という
観念を特殊な訓練により
与えられた鳩たちであり、
戦時下の上空に
新たな移動通信の軌跡を描いたのは、
この「移動鳩」たちに他ならないのだ。
・・・・


たいへんお待たせいたしました!
前作「エルネストの鳩舎」(2013年青林工藝舎刊)より二年ぶりの
新作漫画、「寝台鳩舎」-The Dovecote Express-の連載が
ついにスタートします。
WEBコミック「ぽこぽこ」で、最終話を除く全てのエピソードを
無料で購読いただくことができます。
更新は毎月18日。予定では、Vol.1~Vol.4までを公開予定、
ウェブ公開終了後は最終話と描き下ろしを加え
紙媒体で刊行、発売される予定です。
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WEBで公開された暁には、あんなことやこんなこと、
いろいろ今回の作品にまつわることを呟いたり
ブログで書いたりしよう、と思っていたことなども
あまりにもこの作品にかかわる時間が長くなり過ぎて、
いざ公開のこの時となると何も考えられず・・・。
ただただ、この作品が果たして読者の皆様に
楽しんでいただけるものになるかどうか、そのことだけで
頭の中が占められております。

WEBで漫画を公開、連載というスタイルも
初めてのことですので、今は自分がこのスタイルについてゆくのに
精一杯、多分「紙」に印刷されたときに、ようやく実感が伴ってくるのかも・・・。
まだまだ先は長いですので、
目標となる紙媒体の出版の日までは頑張って
少しでも精度の高い仕上がりを心掛けて執筆してまいりたいと
思っております。

鳩山郁子拝

追記:寝台鳩舎」作中に登場するジョゼフ・コーネルの作品模写について
著作権の使用許諾につきましてはブログ内のこちらの記事をご一読下さい。
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# by junekite | 2015-09-18 18:03 | 日々帖

漫画「寝台鳩舎」作中に登場するジョゼフ・コーネル作品模写の著作権使用許諾について

◆新作漫画「寝台鳩舎」("The Dovecote Express.")内にて
イメージとして登場する美術家ジョゼフ・コーネルによる立体作品
”「無題」(鳩小屋:アメリカーナ) Untitled(Dovecote:Americana)”ほかの
該当する模写・描写の箇所の著作権使用について
日本美術著作権協会を介し申請、コーネルの著作権管理団体である
THE JOSEPH AND ROBERT CORNELL MEMORIAL FOUNDATIONより
許諾を受けておりますことをご報告いたします。

また、新作漫画「寝台鳩舎」("The Dovecote Express.")には
「鳩小屋:アメリカーナ」の作品のイメージとしての模写・描写、
(加えてコーネルの俤を借りた人物)が登場しますが、
これらは物語の表現のための独自の解釈による架空の設定であり
ジョゼフ・コーネルの作品の制作意図(および作者本人)とは異なるものであることを
ここに付け加えて明記いたします。

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◆[Joseph Cornell ジョゼフ・コーネル、1903年12月24日- 1972年12月29日]
コラージュや前衛的な実験映画を発表するほか、
代表作は身の回りにあるお気に入りのもの(貝殻や陶製のパイプ、コルク玉、
金属製の輪など)を寄せ集め、積み上げ、貼り付け、構築して作りあげた
詩的な小宇宙とも呼ぶべき「箱」の作品である。
”「無題」(鳩小屋:アメリカーナ) Untitled(Dovecote:Americana)”について
制作年1950年代初め、
大きさ33.9cm×19.5cm×10.0cm
白く塗られた内部、24個の丸穴の開いた板がある。
その内部は6層に区切られ、青色の小球が転がるのが見え隠れする。
硝子の周縁部は半透明に塗られており、周囲の木枠部分にはラテン語の
本のページが貼られ、緑に着色されている。
裏面は英語で書かれた星表。

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「寝台鳩舎("The Dovecote Express.")は
ウェブマンガ連載サイトにて9月18日より連載開始、一か月毎に更新の予定です。
ウェブ掲載後、描き下ろしを加筆した後単行本として刊行される予定です。
詳細は公式の告知開始までお待ちください。

いち早い告知・お知らせはtwitterから。
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(「鳩小屋:アメリカーナ」を所蔵する千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館
庭園の白鳥たち。ロマンティックバレエのイメージを愛したコーネルの、
箱に嵌めた青いガラスの向うに白鳥の湖のおもかげを閉じ込めた作品を
思い起させるこの美術館は、他にもコラージュ等多数のコーネル作品を所蔵する。
コーネルの作品の数々にとって終の棲家にふさわしい、有数のうつくしい場所。)
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# by junekite | 2015-09-10 14:20 | 日々帖