タグ:ダゲレオタイピスト ( 6 ) タグの人気記事

梨の昼餐

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バートレッド種の洋梨の食べ頃を見誤り、
いまひとつだったものをシナモンとグラニュー糖でソテーしてしまう。
ルッコラやチーズとあえたら美味しいかもしれないとも思う。
でも、今日はほかに何も買い置きがないので、これだけ。
今は短いマンガの下描きちゅうです。
そのため、当分あまり面白い更新がなさそう・・・。
お散歩には、とても素敵なお天気続きなのにね。
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川崎市市民ミュージアムでの新井卓さんの写真展「夜々の鏡/ Mirrors in Our Nights 」、
素晴らしかったです。311以降東北の各地で撮影されたダゲレオタイプが
展示された室内、ダゲレオタイプのシャッターをあけている間
実際に周囲で聞こえていた音(波の音、人の声、車が走る音etc・・)が流れる中で
照明を落とした暗がりに沈む鏡のような銀板写真に
手にした懐中電灯の灯りを当てることにより、はじめて目に見えるものとして
現れ出でる風景を目の当たりにするとき、
去来する思いはとても言葉には表せないものです。

6cm×6cm判ダゲレオタイプを
1日に1枚、撮影するという試みの、長く並んだ銀板の正方形の日々の記録の中に
ソラリゼーションで青みを帯びた、銀板のおもてに咲く菊の写真を見つけたとき
「青い菊」の青って、もしかしたらソラリゼーションの青だったのかな?・・・と、
(勝手ながら)そう確信してしまうくらい
この世界の写し(ミラー)の青空の侵蝕のあらわれのような、
どこまでも不可思議で、浸食的で、神秘的な青。

写真展は10月10日までです。
秋晴れの一日、ソラリゼーションの不思議な青を見つけに、
お出かけになってみてはいかがでしょうか。


(・・・写真の空は、ミュージアムの外、川崎の空(ソラ?)リゼーション。
グラウンドの照明がバオバブの木か、宇宙船が離着陸するステーションみたい。)

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まぁ、私は当分食い気のほうの秋になりそうです。(笑)









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by junekite | 2011-09-28 20:25 | 日々帖

立秋の頃  白桃のサンドウィッチ   

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八月の暑さがいちばん盛りの頃に届いた、
見たこともないような美しい白桃。
清水白桃という種類なのだそうです。
日本画で描き留めておきたくなるような姿、肌合い。
あまりの美しさに、ずっと眺めていたくなります。

たくさんあるので、いつもと違う変わった食べ方をしてみたくなりました。
白桃のサンドウィッチなんていかがでしょう?
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薄くマスカルポーネとソルダムのジャムを塗ってあります。
ミントの葉をいっしょに淹れて蒸らした紅茶がよく合います。

みずみずしく香りのよい白桃のサンドウィッチは、
とても不思議な味わいで、記憶に残る味だなと思いました。
記憶に残る味わいは、とても辛い!とか、
濃厚であるとか、刺激や濃さとはあまり関係ないものだと
思いました。どこまでもあわあわと、やさしい味わいの白桃の
サンドウィッチは、残暑を迎えるたびに
思い出して舌の上に蘇ることでしょう。
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九月に入った最初の日の朝、
夏の間うっかり摘み忘れた蕾から、1センチほどのミニミニ・粉粧楼が
ひらいているのを発見。白桃色のやさしい色、
小さくても紅茶のようなよい香りをしっかり漂わせて
やっぱり咲いている顔を見るととてもうれしい!
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八月の大整頓祭り(?)のときに、昔のエッチング小品が
たくさん出てきました。自分でも覚えていないような作品も
幾つか・・・。こういうもの、ブログ上でガレージセールみたいな面白いことが
できないかな??とふと思いました。種類も点数も多いので、
ちょっとあれこれ、考えてみようと思います。




*
まだまだ宣伝!(笑)
グラフィックデザイナー
秋田和徳さん
による、「ダゲレオタイピスト」装丁デザインの後編、
更新されました。恥ずかしながら黒夢のロゴやジャケット画のオシゴトなど
画像満載でご紹介してくださっている他、
氏の趣味である「ク”ウソ”ウ(空想)ジャケット」デザイン、
マーク・アーモンドの曲「ラヴェンダー」に寄せた架空のアナログ盤ジャケットに
ダゲレオ画がー!(笑)光栄の極みであります、
ぜひとも、ご訪問の上こちらもご鑑賞くださいませ!
アヤシクも美しいlavenderの動画は、なかなか意味深。
(知ってるヒトもいるし、知らないヒトもいるな~。)


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by junekite | 2011-09-02 10:17 | 日々帖

in the late summer...      夏のおわりに / 松葉のサイダー 

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少し前に、松葉のサイダーをいただきました。
夏休みの終わりの頃に栓を開けようと、ずっと冷蔵庫の片隅で
温存していたもの。ついに開封です。
(松の葉は、雰囲気づくりの演出用に・・・。)
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この緑色のガラス瓶のブロック模様、かわいらしい!
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かすかに感じられる松葉のエキスの風味が奥ゆかしい、
(そして何とも身体によさそうな、)のみやすい美味なサイダー水でした!
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まだまだ残暑の陽射しは強いですが、
吹く風は秋めいて心地よい。大好きな秋の足音が
聞こえるたびに、しみじみうれしくなってしまう。
数日前の早朝には、少し涼しい空気の中で
ついつい、と飛ぶ赤とんぼの姿もはじめて見ました。

とはいえ、あの猛々しいまでの暑さの夏も
もうこれきり去ってゆくかと思えば
やっぱり少しだけ寂しくもあり・・・・。
早朝、ぽっかりと目を醒まして部屋の中から空を
見やれば、夏のおわりの朝の三日月が
新月にむかって身を細らせてゆく途中でありました。
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グラフィックデザイナー
秋田和徳さん
による、「ダゲレオタイピスト」装丁デザインの後編、
更新されました!恥ずかしながら黒夢のロゴやジャケット画のオシゴトなど
画像満載でご紹介してくださっている他、
氏の趣味である「ク”ウソ”ウ(空想)ジャケット」デザイン、
マーク・アーモンドの曲「ラヴェンダー」に寄せた架空のアナログ盤ジャケットに
ダゲレオ画がー!(笑)光栄の極みであります、
ぜひとも、ご訪問の上こちらもご鑑賞くださいませ!
(こんな朝焼けの空の色みたいなlavenderの曲も、
きっととってもアヤシイ?そして哀しくも美しい曲・・・。)

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by junekite | 2011-08-30 11:43 | 日々帖

白いくだものと白い翡翠のスープ

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まるで梅雨が舞い戻ってきたかのようなすっきりしないお天気が続きますね。
数日前から、突然”モノを捨てたい”熱が高まり
大・大整頓仕分け祭り絶賛開催中。いつか使うかも・・・とずっととっておいた
紙の類も大量に思い切って古紙処分。洋服も、「これだけしかなくなったの??」と
ビックリするくらい、整頓後は押し入れの中がガラ空きに・・・。
台所も例外にあらず、どうしてこうも冬眠前のリスみたいに
カンヅメや保存食を貯め込むのか??というわけで、本日は
賞味期限がいちばん近い帆立の缶詰めを開け、
葛でとろみをつけた冬瓜の清湯(パイタン)スープを拵えて
曇り空の休日のお昼ご飯を。

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冬瓜は、きちんと面取りしませんでした。こういうときに、
自分のためだけの食事でも、ちゃんと野菜の「面取り」をするかどうかで
きっと何かの”差”が出るに違いない・・・と思いつつ、
たまたま前日のライチと同じ器によそった冬瓜のスープは
そいだ皮と身のあいだのうっすらと残る翠(みどり)が
翡翠の白の多い部分のような色味を思わせる夏らしい表情(かお)の一椀に。
これを食べて、本日はいよいよ本丸の本棚スペースに取りかかります~。

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*
グラフィック・デザイナーの秋田和徳さんが、「ダゲレオタイピスト」装丁デザインの
行程をブログにてご紹介してくださっています。
デザイン草案のラフ・スケッチから、驚異のイラスト・パーツ組み合わせ術まで
興味深いデザインの行程を見ることができます!
(自分のラフ・スケッチもなつかしい~。)








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by junekite | 2011-07-31 15:24 | 日々帖

DAGUERREOTYPIST Limited Edition Postcard Set 2009

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「ダゲレオタイピスト ―銀板写真師―」は、
2007年に月兎社より限定BOX作品として発表、
2009年に青林工藝舎より単行本化された記念に、
カバーや奥付に使用したペン画イラストを版下に使用した
限定ポストカードセットを制作しました。

カバー絵と同じ主人公の少年の二つ折りカードは
銀の洋封筒をセットにしたグリーティングカードセット。

*
木の皮の箱に入ったブリキの玩具の兵隊と、
ダゲレオタイプの写真機、写真用飾り枠(フレーム)、鳩のモチーフ。
(共にポストカード)
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左側、ボルドー色の二つ折りカードには
単行本に加えた描き下ろし作品「The widow of fisherman can't stop
knitting.」に登場する古風な手芸道具、籠の中に毛糸玉を入れて
いつでも編み物ができるよう手首に下げておくための
ヤーンホルダーをモチーフに。共色の洋封筒をセットにしたグリーティングカードセット。
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右下、シルクハットと" Who killed CockRobin ?(誰が駒鳥殺したの?)"の
歌を載せた古い絵本。奥、黒地に銀のインクで翼の生えた砂時計に" LIVE TO DIE”の文字。
(共にポストカード)
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奥の、飾り文字Dに眼鏡、駒鳥、鍵のモチーフを配置した
ブラウンの型押し模様のある紙のファイルの内側に、
当時最も普及したダゲレオタイプの手札版写真(カルト・ド・ヴィジート)サイズの
銀紙に登場人物の「銀板写真師」の横顔を直筆で描いたものを
一枚、フォト・コーナーで留めてポストカード四枚、
封筒付きグリーティングカード二セットと共におさめて
紺青のリボンをかけ、限定ポストカードセットとしました。
制作技法はプリントごっこ。
*
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   その脆さと紫がかった金属光沢のために
   蝶の翅にも喩えられた銀の写真は、
   写真の歴史から永久にその姿を消し去った。

   (ダゲレオタイピスト  冒頭文より)




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by junekite | 2011-06-29 00:05 | 作品アーカイヴス帖

アリス・プレザンス・リデルの目 2007

2007年 span art galleryのアリス展に出品した作品です。


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アンティークのダゲレオタイプのケースを使用しました。

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by junekite | 2011-02-25 23:24 | 作品アーカイヴス帖